おぉぅ、なんという刺激的なタイトルw いや、直前に読んだ橘玲さんの本のほうがずっと良かった気がするので。
千葉商科大学の学長さん、島田晴雄さんの3.11以降の日本への緊急提言をカタチにしたのがコレ。「岐路」。サブタイトルに日本の再生とまでご丁寧に入ってる。
でもねぇ、内容がナイヨーと石巻市のほうを向いて叫びたくなるぐらいに内容が淋しかった。
3.11以降に起こったことの記録、そして放射性物質とはなにか?の解説、電力が逼迫してる理由、政治が麻痺してる状況(とにかく菅さんのことが大嫌いみたいですねこの人)までは前菜みたいなもんで今の時期に読むなら「おぉ!そんなに大胆な提言が!」と驚きたいじゃないですか!みなさん!
でもねぇ、ココに書かれている提言って要は、「東北を太陽光発電の場所にしましょう!」ってだけなのは一体どういうことなのかなぁ。
なんかもう少し「人が生きていく」という目線で考えたら、「とにかく原発はダメ、だから太陽光発電!それで雇用が作れる!」って、あの、こないだまで漁業やってた人の気持ちはどうなるんですかね? お酒作ったり米とか野菜とか和牛とかそういうモノを作ることに生命を賭けてた人たちの思いはどこに逝っちゃうんですかね?と、小一時間(ry
まぁ、こういうオメデタイ本もあってもイイのかもしれない。あとでちゃんと歴史として振り返ることが出来るしね。
ということでオマケはコレ。菅さんは普通の人以下だそうで。はぁ、そうですか。
ま、こういうことをハッキリ言うことでご本人のキモチがスッキリするなら、イイのかもしれない。テレビってベンリだなぁ。
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