いやぁ、なかのひとがいると色々聞けて面白いなぁ。ということで昨日開催した恒例のスゴ本オフ、今回は「新潮文庫シバリ」というちょっと変わったテーマでやりました。
揃った本はこんな感じ。
あぁ、「西の魔女が死んだ」も新潮文庫さんだったのか。
ダインさんオススメの「シャドー81」を語るの図。
これ、絶版らしい。なんかみなさんのオススメするスゴ本がけっこう絶版になってて「なんで?」なギモンにちゃんと答えてくれる新潮文庫のなかのひとがカッコよかったです(・∀・)別にイジメて無いよ!ホントだよ!(以下略
ワタクシの持っていった本は、「ホース・ウィスパラー」っていうロバート・レッドフォード監督・主演の映画にもなったヤツ。これ、恋愛モノみたいに裏表紙にも帯にも書かれてるけど、母と娘の再生の物語です。映画はダメダメだけど原作はスゴイオススメ。娘とも夫とも上手くいかないバリバリのビジネスウーマンの「生き返り」がモンタナを背景に丁寧に書かれてます。次回の「女と男」の会にも持って行きたくなるくらいの「女」の本。
そして次がコレ。「ナイン・ストーリーズ」。サリンジャーの短篇集。しかし著者紹介のところに何故か「ユダヤ人作家」とか書かれてるのね。なんでだろう?これもなかのひとに訊いてみれば良かった。これと合わせ技で「スカイ・クロラ」も。読んだ人は知ってると思うけど、「スカイ・クロラ」の各章の始めに「ナイン・ストーリーズ」からの引用が英語と和訳で出てくるのね。そういう繋がりでこの2冊を読むと面白いと思います。ナイン・ストーリーズはひたすら死と喪失の物語。こんなの、若いうちに読んじゃダメだ!って思ったけど新潮文庫の100冊に入ってるそうでwアカンわー。でもスゴ本です。
最後は「朗読者」コレはラブストーリーでもあるし、戦争本でもある。コレは他の人も持ってきててカブりました。最後の最後で涙がドバーっと出たりします。要注意。
お約束のお料理のほうは手作りの肉巻きがあったり、焼きおにぎりがあったり、キムチやポルトガルワインやチキンのハーブ焼きとかいろいろ。でもやっぱりコレですコレ。
アップルパイが無いとスゴ本オフは終わらない。無くても始まるのでいつかは終わるんですけどw
あとまさみさんの手挽きのコーヒー。これで〆る。
写真はスゴ本オフ公式カメラマンことレンジファインダーおじさんの大木さんがそのうちUpしてくれるでしょうからそれを待ちましょう。
大木さん、シャツがシャレオツ。これがいわゆるひとつの「舐めたい背中」ですかそうですか。
最後にコレを。新潮文庫っていうと「Yonda?」のパンダが有名ですが、なんとそのYonda?の時計を持ってる人がいた!点数を集めないとゲットできないモノらしく新潮文庫のなかのひとでも持ってる人が居ないらしい。
さすがだなー(・∀・)スゴ本オフの参加者は侮れないなー(・ω・)ってことが感じられる一幕ですね。
ということで次回のスゴ本オフは4/14に同じ場所でやります。17時から23時まで。なげーなーwでもコレくらいないと終わんないんだよなぁ。今度のテーマは「女と男」。女性は男のスゴ本を、男性は女のスゴ本を持ち寄ってください。あ、もう定員オーバーなんですけどねw一応、リンク貼っときますね。
http://www.facebook.com/events/138874566233652/
ということで昨日のザクッとした記録はおしまい。
中の人です。素晴らしい会でございました。胸が熱くなりました。ありがとうございます!
投稿情報: Mikogamitenzen | 2012/03/21 00:01