アメリカ出張に持っていった本をようやっと読み終わって、もっと軽く読めるのがイイなぁと思って伊坂幸太郎さんの「ゴールデンスランバー」借りてきた。で、この土日に読みふけった。いやー、これはナイスなエンターテイメントだわ。映画になったのもわかる。
こういう犯人がどんどん追い詰められていく系のストーリーってどれだけその犯人役が愛されるか?っていうのがポイントで、愛されれば愛されるほど「あぁ、あぶない!なんとかして切り抜けて!」っていうドキドキワクワクが増量するわけで、そういう意味では本のほうはそれほどでもなかったかなぁ。なんかイメージが沸かない。どっちかというと森田くんのほうがずぅっと愛されキャラな気がする。
映画の堺雅人さんのほうがずっとピンとくるのかも。別れた彼女が竹内結子っていうのもちょっとなぁ。そんなに気が強い感じなのかなぁ。ま、どっかで映画も観てみよう。ということでエンターテイメントとしてはかなりいい出来だと思います。
変に裏の陰謀めいたところの種明かしが全く無いっていうのが清々しくてヨロシイです。こういうのがファンタジーっていうかフィクションの素晴らしいところなので。
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