あ~、しんどかった。いや、ストーリーも面白いし、ドキドキハラハラだし、アクションシーンは満載だし、凄いエンタメ本だと思うんだけど、とてつもなく読み終わるのに時間がかかったのはなんででしょう?
それはきっとあれだ、主人公であるところのジュリアンとジェリコとケニー辛と遥遥があんまりにもカワイクないからだ。カワイクっていうのはつまり愛されないキャラ、感情移入しづらいキャラっていう意味だけど。
ということでアメリカ出張に持っていったのはコレ。
リミット(1)~(4)。
しかしこれ読むともう中国の悪い人とかフツーにアリになってるのね。日本人なんてホントにマジメだけのあんまりイケてない国民っていうくくりで、あぁ、やっぱりこういうフィクションでも中国人みたいに禍々しさが無いと悪役にもして貰えないんだなぁと。
大村百花っていうちょっとアタマ悪い日本人妻っていうのも出てくるけど、ぜんぜんカワイクもなければ賢くもない。日本人、アカンねw
あと主人公ジュリアンの娘がいかにもキリキリ頑張ってます!っていう後にメンタルブレイクダウンするんだけど、その辺がちょっとイヤだったのかなぁ。そういうオチが見え透いてて。そこにたどり着きたくないっていうその思いがページをめくる手を遅くしちゃったのかも。
時間がある時に一気に読むのがイイと思います。
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