最近読んだ江戸モノでは出色のスゴ本、「環境先進国 江戸」。
あんまり情緒に流れずに産業や人口の増減、さらに生類憐みの令の中身(意外と動物の保護だけじゃなくて捨て子や行旅病者、囚人とかも保護の対象だったって知ってた?)やロンドンやパリと比較した糞尿の処理とか実に広範囲に江戸を分析してる。
すでにレンタル、リース、リユースが実現できていた!なんてカタカナで言われるとえ?っと思うけど、古着屋とかそういうのがいろんな時代小説に出てきてるのを思い出すと、なるほどな、と。
江戸好きの人は読むといいと思うぞ。ということで取り急ぎ自分が忘れないようにメモった。
もうなんか憑りつかれてるとしか思えないんだけどwwwいつもテザリング&携帯電話として使ってたイーモバの端末が、ナニをどうやってもAPNと接続しない。
つまり、通信ができない状態になったので、イーモバさんのお店に持って行ったのです。で、SIMを抜いて他の端末に入れてみるとうまく動く。で、自分の端末にお店のSIMを入れてみると、こっちもうまく動く。
結局、自分のSIMと自分の端末の組み合わせの時にだけ通信ができない。あかんわー。ということでHuaweiさんの新しい端末に乗り換えることに。
ちなみにイーモバさん、Nexus 7も新規回線と抱き合わせで1万4千円くらいで売ってた。これ目当てのお客さんもチラホラ居たので、Nexus 7買うなら結構穴場なのかもしれない。
機種変更したのはこれね。
http://emobile.jp/products/gs03/
Android4.0にでかい画面とうっすい筐体のちょっと前に発表された機種。なんか来年春にはこれのLTE版が出るそうで、買うならそっちだったのかもしれないけど、なんたってメインの携帯電話だったので、背に腹は代えられない。
LTE版はこれですね。
http://emobile.jp/products/2013_spring_release/
まだツイッターとFacebookとAngry Birdのスターウォーズ版、Instagramぐらいしか入れてないけど、快適です。日本語入力はGoogle日本語入力のベータ版。快適快適。
下りの速度が21MBということで速度も速いし、なんたって(まだ)サクサク動いてくれる。当分はお世話になります。
本当はWindows 8のPCにWindows Phone 8のスマホで揃えようと思ってたのになぁ。返す返すもWP8を出さないドコモさんが悪い(八つ当たり)。
2007年版の相当古いMacbook白をだましだまし使ってたんだけど、さすがに限界らしく、もう息をしてくれなくなったので、このあいだHPさんの新製品発表会にも行ったことだしってことで買ってみた。
Windows 8っていう新OSにも触れてみたかったしね。ということで買ったのは最低価格なノートブック、
HP Pavilion Sleekbook 14-b002AU スタンダードモデル(最短5営業日納品)っていうやつ。送料込みで3万円ちょっと。
4GBメモリーに500GBのHDDでAMDさんのチップに14インチの液晶。まぁ、最低限なノートブックですね。光学ドライブもついてない。Officeも入ってないのでGoogleさんのアプリに行くか、MSさんのOffice365っていう方向に行くか、もういっそのことMSまみれになってみるかなと。ここしばらくはGoogleさんのChromeとかGoogleさんのアプリとサービスまみれだったので。
ということで最初の感想は、キーボードが使いづれー!とモダンスタイルUIわかんねー!だったwww
なんたってThinkPadとかならBackspaceがあるところにHomeキーがあって一文字消したいだけなのに行の先頭までカーソルが戻っちゃって最初は発狂するかと思った。
あとキーボードの各キーもストロークが足らなくて小さなプラスチックの欠片を押してるみたいで、非常にフラストレーションが溜まりますね。しかしこれで3万円なのだ三万円さんまんえんさんまんえんと呪文のように唱えながら使ってます。
タスクの切り替えとかもなんかタッチパッドでいろいろ出来るみたいだけどうまくいくときといかないときがあって、こっちも発狂しそうだった。結局、デスクトップモードでIE使ってるしw
まぁ、もうちょっとなれないとダメですね。キーボードに慣れるのは相当時間がかかりそうだけど。
ということで、ハロー、Windows 8。よろしくお願いします。
(う~ん、TypePadで画像の挿入がうまくいかないー(怒)なんでかなーちょっと前からこうなので、ローカルの問題というよりはTypePad側の問題かなー)
しょうがないからInstagramのリンクでもはるなう。
http://instagram.com/p/SoqgVvTM5R/
先日の「早川書房×東京創元社」しばりのスゴ本オフでゲットしたジョン・ヴァーリィの短編2冊、読む順番が大事!って念を押されたのでその通りに読んでみた。
「ブルー・シャンペン」を読んでから「バービーはなぜ殺される」へ。
短編なのにある世界観(八世界というらしい)をベースにした物語で、しかもその中の登場人物が時間と共に成長していくみたいなのが含まれているので確かにこの順番で読まないとちょっとヤバい。
それにしてもずいぶん前に読んだ「ミレニアム」でこんなに絶望と希望と笑いと満ちた物語を描ける人ってすごいなーとは思ってたんだけど、それ以降、ちゃんとジョン・ヴァーリィの著作を読んでなかったのがバレバレ。でもそういう作品に出合えるスゴ本オフ、スゴイわー。
ということでぶっ飛んだSFらしいアイデアと愛すべきキャラとちょっとシニカルで悲しい物語を堪能したかったら読むべき。
順番は、何度も言うけど「ブルー・シャンペン」「バービーはなぜ殺される」です。
あとココでは出てくる性別を簡単に変える(つまり男が女になる、女が男になる)手術というか操作と若返りがいとも簡単に出てくるんだけど、その最初期のエピソードがとても面白い。性別がネタになるという意味ではル・グイン先生の「闇の左手」を合わせて読むと良いのかもしれない。ル・グイン先生が随分と観念的(シリアス?)に性別っていうものを考えてるのに比べて実に軽々と飛び越えちゃってるところはまさにサイバーパンク世代。
ジョン・ヴァーリィがニューロマンサーのギブスンの一歳年上だっていうのは知らなかった。勉強になるなぁ。
しかし「ミレニアム」もオススメだけどもう絶版なんだよなぁ。Kindleで復活してくれないかなぁ。
その前に「へびつかい座ホットライン」を読もうそうしよう。
一応、アマゾンのアフィを貼っておきますね。(なぜかTypePadでAmazonのiFrameのリンクが表示されないので)
追記:11/4 7:00の段階で申し込みが45名になりましたので、以降は招待制に移行しました。
一応、メモっておこう。2012年最後のスゴ本オフは12/9に「食とエロ」をテーマにやります。
最近多忙につき、なかのひとなのにサボり気味な某作家さんの自推の画像も貰えたのでこれをFacebookのイベントページに貼ってあります。きっとここまでやってドタキャンしたら「アタシのソーシャルライフはゼロなのよ!わかって!」という悲痛な叫びに違いない。
以下、概略です。
日時:2012年12月9日(日曜日) 12時開始~20時終了予定
場所:KDDIウェブコミュニケーションズ株式会社さんの会議室。地図はココ。麹町学園女子高の隣の住友不動産のビルの6Fです。
テーマ:「食」もしくは「エロ」に関するオススメの書籍、マンガ、雑誌、DVDなどを持ち寄って紹介してください。最後に持ち寄ったコンテンツを放流できる方はシャッフルで分け合います。放流できないものは紹介だけで結構です。DVDの再生はできますが、ブルーレイはありません。
ちなみに去年の「食」のスゴ本オフはこちらを参考に。
http://yasuyukima.typepad.jp/blog/2011/10/talk_and_eat_for_books.html
今回は食がテーマなのでお昼を食べつつ、始める予定です。なので、これが食べたい!とかこれをみんなに食べてもらいたい!というお料理、お酒、デザートなどを持ち込んでくれるとうれしいです。なお、購入した代金は清算します。(ただしとてつもなく高いモノは持ち込まないでください。一人3千円程度をMaxと考えてください)
参加費:2千円。定員は30名程度。
申し込み:http://www.facebook.com/events/274549242647928/
このFacebookページからどうぞ。Facebookのアカウントを持っていない人はTwitterで @yasuyukima にMentionしてください。こちらで勘定にいれておきます。
すでに定員オーバーしそうなのでお早めに。→定員オーバーなので招待制になりました。
たまたま手に取った2冊が西アフリカのリベリアという国に関する本だったのでまとめて感想文をば。
最初の1冊が「祈りよ 力となれ リーマ・ボウイー自伝」。原題は「Mighty be our Powers」。
実際に中身も裕福な家庭に生まれて幸せの絶頂だったリーマが突然、リベリアの第1次内戦に巻き込まれていくっていうのを自分の目で書き起こした自叙伝。逃げていく時の状況が日本人の常識からいくとちょっと考えづらいものもあるんだけど、あくまでも主観で語ってる。邦題の「祈りよ~」っていうのとはちょっと印象が違ってて「祈り」よりこの人の場合は「行動すること」が一番の力なんだよね。それは読んでみればわかる。ちょっとウケ狙いに逝っちゃったって感じ。もったいない。しかし1989年の内戦勃発から1995年和平協定調印まで6年ですよ。なんぼなんでも長過ぎですねwそして死者15万人、難民が30万人。悲惨過ぎる。
戦争の話なのに常に兵士の目線じゃなくて「女性」目線なのが素晴らしい。ちょっと客観性に欠ける部分は多々あるけどw
中に出てくるエピソードとして同級生が反乱軍に参加して殺されちゃう話とかどうやって座り込みから大統領に話ができるようになったか?とかだけど、とにかく人が死にまくる。バンバン死ぬ。もう恐ろしいぐらいに人の命が軽い。
そして主人公のリーマはこれまた結構悲惨な状況で。ボランティア活動を始めるんだけど、悪い男に出会っちゃって出産とDV。子供を育てながら大学に通い、留学もして、直近は新しい支援団体を立ち上げたり。社会運動家としては2011年のノーベル平和賞をゲット。この本の中ではそこは書かれていないけど、彼女が普通の少女からタフな社会運動家になる経緯が淡々と描かれてる。
しっかしとにかく殺しまくるのね、アフリカの戦争って。リベリアに限った現象なのかな。しかも銃ではなくてナイフというか剣というか刀で。だから手足を切断された人が多いのかな。
で、次に読んだのがコレ。「闇のダイヤモンド」。これは一応ヤングアダルト向きの小説なんだけど、ちょっとドキドキする展開で胸が身体に悪いですwもうドキドキしっぱなし。中身はリベリアの難民家族がアメリカの教会の慈善活動の一環で受け入れられて、とても裕福な家族の家にやってくる。でもこの難民家族、どうみても家族に見えないし、何かあやしい。何か秘密を隠してる。この家族が抱える秘密とはなにか?どうしてそんなに怖がってるのか?なんてことを主人公のアメリカンな高校生の息子に語らせるという筋書き。
最初はあまりにリーマさんの本で読んだ内戦の酷さが頭に残ってたので、普通にドキドキする場面でも過剰に反応しちゃったよ。そして最後のほうで起こるハラハラドキドキのエンディング!今になって思えばそんなにドキドキするこたあないって内容だけどw
ということでリベリアという国を知るためにも連続で読むと良いと思います。ちなみにリベリアの独立は1947年。イスラエルが1948年だからかなりシンクロしてる。
こういう状況をある程度アタマに入れてからもう一回読み返すと良いかも。お勧め。
いや、ほんとに。びっくりしました。こんな衝撃的な結末なのにあんまりにもあっさりしてるから。
あぁぁぁぁぁ、内容を書けないのでもう読んでください。それしか言えない。
あれ?なんかアフィリエイトのHTMLが出てこないですね。Amazonさん、何か変えたかな?
取り合えずこっちに置いておきますね。
いやー、Kindle Storeで見てみるととってもお高い「The Apple Experience」。図書館に入ってたので読んでみた。
内容はApple Storeがリテイルの現場としてとてつもなく高い収益を上げているってあたりの秘密を解き明かす、的な内容なんだけど、そんな300pも使わなくても50pくらいでサクッと書けそうだけど、そういうことを言ったらあかんのね、きっと。
意外や意外、Genius Barのアイデアにジョブスは反対だったらしい。でも次の日にソッコーで考え直して商標登録したそうなwwなんかいかにもなエピソード。
内容はひたすらAppleの成功を持ち上げてるんだけど、Apple Storeの採用の辺りが結構面白い。販売とかに携わってる人は読んだほうがいいかも。あとZapposとかの例もひたすら面白い。この著者が会社を見学に行ったときにわざわざ社員がホテルまで迎えに来てくれたっていうのに感激してたら、「家族が町に来てたら迎えに行くでしょ?それと同じよぉ!」みたいな感じで。お客様は神様じゃなくて友達もしくは家族扱いなのねwwすごいわ、Zappos。Amazonの下に入ってもこういうHappyな会社でいられるのかなぁとは思うけどw
実際にApple StoreでGenius Barを体験すると、この本の中の例ほどはフレンドリーな感じはしないけど、その対応は素晴らしいもんなぁ。とにかくお客さんがハッピーになって店から出ていくことを目標にしてる、物を売るんじゃなくて、というのが実践されてる気はする。
iPhone5で行列を作ってるときに外の人に傘を差し出してたのを偶然見かけたんだけど、そういうの、大事だよね。
ということでせっかくなのでKindle Storeで買って読むと良いかもなーとは思ったけど、あんまりにも高いのでこれだったらハードカバーのほうがいいのかもということでアフィのリンクはハードカバーです。
でもどうもリンクしたモノが見えてないっぽいのでこっちでどうぞ。
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