すごい昔に書いた記事がなぜか下書きになってたので、公開してみた。「西の魔女が死んだ」の映画の感想文。もう5年も前なんだねぇ。
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えっと、仕事休んで免許の書き換えに行ったはずが、持って行くハガキ間違えてなんだかおおボケな状態に。
「ま、しょーがない。こーゆー時はジタバタせずに時間を有効に使おう!」ってことで行ってみた。「西の魔女が死んだ」の映画のほう。
で、結論から言えば、おばあちゃん役のサチ・パーカーさんよりもまい役の高橋真悠さんの演技力の勝利。あんなに自然にセリフが言えるのは末恐ろしい。ま、あんまり他の若手女優?のことも知らずに言ってますけど。
個人的には(というか映画の感想なんだから個人的以外有り得ないんだけど)、最後の最後のシーンで例のメッセージを見つけた時のあのうるうるってくる顔をみて、これはスゴイと思った。だって、あの泣きそうな顔している時のこっち側(つまり彼女の反対側)にはカメラが有ってそのカメラに向かって演技しているんだよ。それで鼻のアタマがちょっと赤くなってきちゃうぐらいの感情の込め方というか出し方ができるって凄い。
もうホントにビックリした。なんか仙台でダンスユニットのメンバーとしてCDデビューしてるらしいけど、そんなの止めて女優になったほうがイイ。
あんまり見ないテレビで昔見た「僕と彼女と彼女の生きる道」に出てた美山加恋ちゃん(あれ、こっちはさんじゃなくてちゃんだな)を彷彿とさせる「動かない演技力」。ちなみに「僕カノ」の凛ちゃんの「はい!」よりも泣きながらカレーを食べる演技でやられたクチです。
ところでこの公式ブログ、記事のURLが http://ameblo.jp/karen-mi/page-7.html ってダメだろ、これは。新しい記事が増えるたんびにずれてっちゃうじゃん。って話がズレた。
映画に戻ると、ちょっと残念だったのが、自分的にスゴく「あぁ、ここがイイなぁ」と思ったニワトリとのやりとりのところが割愛されてたところ。あとは最後のメッセージが思ってたよりもデカカッタこと。ま、判りやすいと言えば判りやすいけど。
それとタイトルにした「魔女のフォアハンド」ですけど、ゲンジさんを疑ってスゴく失礼なことを言ってしまったまいにおばあちゃんが、それこそフェデラーのフォアハンドか!?ってぐらいの速さのビンタを食らわしたのをみて、「あぁ、そうだよ。ビシッと平手打ちされるとすっ飛ぶどころか、こうやって動けなくなるんだよな」って思って、ますますこの二人の演技のスゴさに感心した。作り過ぎない抑えた演技。演出というか監督の勝利。
あと劇場においでの妙齢の女性のみなさんは「あぁ、あたしもこんな風なキレイでカワイイ孫が欲しかったわぁ」と「とにかくこのお家と庭は素敵よね!」ってのが詰まってたような気がした。でもラストシーンで真後ろの席から「うぅ、ぐすっ、うっ、うっ、チーン」という音が聴こえてきすぎで落ち着かない。
おススメです。メイキングがいっぱいあるならDVDのほうがイイかもね。じぶんちならめいっぱい泣けるから。
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