これから約2週間(1月8日)まで、ネットのないところにいますのでブログもお休みです。
ではでは。
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初めての人、特に女性からメールを貰うなんてそうそうないので、ちょっと驚いた。そしてハッピーになった。
このあいだの月曜日の夕方に渋谷で聴かせてもらったピアノのミニコンサート、その時に「岩崎花奈絵ちゃんの人差し指のピアノ演奏でゾゾっとキタ!」なんて書いといたら、花奈絵ちゃんのおかあさんからメールが来た。
私達の拙い演奏でも、皆様の心に何か訴えるものがあるということは、大変嬉しく、励みになります。
なんて書いてくれた。だって、あの集中力と人差し指に込められた力が音にちゃんと入ってるって思ったんだもん、どうしようもない。ホントは最初の曲の途中で涙が出てきて大変だったんだけど、見つからないように涙を隠すのは慣れてる。だから大丈夫(なにがよ?)。
床次くんもスゴイんでまた聴いてみたいんだけど、岩崎花奈絵ちゃんのコンサートがもしも東京近郊であるなら、もう一回、ちゃんと聴いてみたいと思った。
これを読む人に間違って欲しくないのは、花奈絵ちゃんが障害者だからというのでは無いということ。あの前屈みの姿勢からひとつひとつ鍵盤を押していく姿を見ていなくても、あのゾゾっとした感覚が音の記憶から甦ってくるのは、どうしてだろう。
最初に聴いてしまったから、というのはあるかもしれないけど、それにしてもヤバかったなぁ。
みなさん、機会があったら是非、聴いてください。
ご近所のとこでみた覚えがあったんだけど、八重洲のMiniのショールームで発見。
今日は、日本フィランソロピー協会の加勢川さんのお誘いで「フィランソロピー☆ナイト」というのに行ってきた。
講演会とピアノパラリンピック応援コンサートの2本立て。
最初の講演会は、管洋志(すがひろし)さんというカメラマンのかたのおハナシ。乙武くんの「五体不満足」の写真を撮った人だったり、こないだ広尾の商店街で行われた目が見えない子供たちが撮った写真集を作った人だ。大好きな奄美大島の話とか小学校で写真教室をやってる話とか、とにかくとっても面白いオッサン、とでも言っておこう。広尾のスタバの斜め前にある銭湯の上にオフィスが有るらしい。そしてそこには、山ほど黒糖焼酎が有る。ふむむ、行かないわけにはいかんぞなもし。でも、あんまりにも話が面白くて写真撮るの忘れてた。
第2部は、障害を持つ子供が出てきてピアノを披露してくれる。そんな中で「マジでスゲェ!」って思ったのは、岩崎花奈絵ちゃんと現在15歳、神戸からわざわざ来てくれた床次佳浩くん。(これでトコナミと読むんだ、知らんかった。日本は広い。)
脳性麻痺の花奈絵ちゃんは、人差し指一本で演奏、ヨコでおかあさんが伴奏する、というスタイル。
タマにミスタッチもあるけど、気にしない。ちゃんとひとつひとつの音にニュアンスがあって、しっかりメロディが紡ぎ出される感じ。
聴いてて背筋がゾゾッてきた。それぐらいに技術とかを超えた演奏って感じ。
右半身麻痺の床次くんは左手で鍵盤、左足でペダルを操作する。カラダを大きく揺らしながら、荒削りだけどダイナミックな演奏。自分で編曲もするらしい。いや、マジでびっくりした。
最後の懇親会で思わず、二人に握手してもらいに行っちゃったよ。調子に乗ってこんな写真も撮ってみた!!
是非、このまま練習を続けてレパートリーを増やして、将来はジャズとかにも挑戦してもらいたい。だってとってもダイナミックでカッコ良かったから。トリオでガンガン弾く姿をみてみたいなぁ。
なんだ、もうwithoutsugarに先を越されちゃったのかよと思いつつも、書いてみる。
パツキンのおねーさんに「日本の酒造りが間違ってる!」って言い出されちゃって、「やっぱ桶使って手で作りましょうよ!」っていう一大ムーブメントになっちゃったNPOさんのイベントにいって来た。
大学のセンセとかアタマモジャモジャのSONYの人とかいたけど、要は桶で仕込んだ酒と食べ物を味わって、桶の大事さをちゃんとカラダで判ろう!というのが趣旨。実は、前にジョン・ウッドのRoom to Readのセミナーの時に一橋の米倉先生が「これ行かないと!」とガッツリ宣伝してたので、いってみることにしたというわけ。
セミナーもパネルディスカッションも面白かったけど、要は「桶だけを救う」というんじゃなくて「桶」にまつわる様々な人間(というか仕事)をちゃんと見据えてエコシステム(循環系)を救うつもりでやらないとヤバイ、というのが発見。
あと、造り酒屋から桶職人のとこに修行に行った若者が「とにかく大変よりも面白かった!」という意見を言ってたのが印象に残った。つまり、「新しい知識を得ること」と「作ったことの無いものを作ること」が楽しかったんだ。これって子供の感覚だよな。でも、その感覚でイイじゃんって思った。どうも今回参加してた酒屋さんはどっちかというとそういう人wwwが多かったように思う。
あとイランとかトルコとかも桶がまだ現役でバンバン作られて使われてる。日本だけがどんどん効率やら品質の安定とかのために、無くしちゃってんのね。
個人的には、広尾の明治屋で見掛けたことのあるアタマモジャモジャのひとがけっこうアンファンテリブルなおにーさんだったことがイイ収穫。
あとはSONY繋がりでここ。ねのひさん。「ねのひ」でググると外食のほうに行っちゃうんだけど、元は知多半島の造り酒屋さんだ。SONYの盛田さんの実家らしい。ここのお酒、美味しかったなぁ。
Corvette StingRayがウチの前に居たので撮ってみた。
前にTwitterでちょっと呟いたジョン・ウッドのRoom to Readの本を読んだ。ちゃんとセミナーの即売で買ってサインしてもらったんだけどね。ご近所のにゃむさんの過去の記事も参考として貼っておこう。
この本を読んで、「なんでオレはいままで赤い羽根とか年末の助けあいとかの募金活動がイヤでしょうがなかった」のか判った気がする。
ジョンが何度もこの本の中で書いている、「具体的な目標を定めて、結果をキチンと出す」という部分が従来の募金活動には決定的に不足しているからだと思った。(あそこは公開してるよ!ってツッコミはナシで。確かにお前が知らないだけってのもありますよね。はいはい、ゴメンなさいと前に謝っておく。)
具体的と言っても、例の24時間続くテレビのように「今回は、〜〜〜せんまんえん集まりましたぁ〜〜やった〜〜!!」じゃなくて。つまり、金額が明らかになっても「それで何するの?」までオレは知りたいんだと思った。
税金の場合もそうだけど、「オレのこの1万円はいったいどこでどういう風に使われてるんだろう?」とかを徹底的に公開する、そのためにITを使う、というのがこれからの社会貢献活動には必要なんじゃないか。
このキモチってのは、ある会社の株を買うのにも似てるんだろう。そこに出資してるからには、ちゃんとやってくれと。
その部分が、ものスゴク明解になってる代表例がRoom To Readなんだと判った。寄付を集めて、ネパールとかのド田舎に本を贈る、図書館を建てる、学校を建てる。それだけのシンプルな活動なのに、いや、だからこそ目標を定めて、進捗を管理する。
そして、より進んで「女性が教育を受けないととてもヤバイ」という認識に対してピンポイントで少女向けの奨学金を始める。
どれも具体的で定量的に測定が出来るものばかり。そしてMicrosoftばりのハードワーク。地球をぐるぐる回りながら、止まらない行動力と情熱。それに賛同して自発的に動く地元のメンバー。NPOのマイクロソフトを目指すってのは、スゴく当ってる。
前回、来日した時に会場からの質問で、「世の中にはいっぱい社会貢献の組織があると思うんですけど、どうやって選べばイイんですか?」に対する答え、「情熱をもっているところを選べばいい。例えば、Room to Readみたいな(笑)。」 それぐらい情熱に関しては自信があるんだろうなと思う。
ということで、具体的でRoom to ReadのWebをみてみると、Annual Reportがちゃんと載ってる。でふと一番底にCharity Navigatorというのがあるので、クリックしてみる。
そこにはなんとUSで活動している5,000以上のチャリティ団体の評価ががっつり載っている。赤十字とかも入ってんのね。
で、Room to Readはこれ。
これをみるとジョンのCEOとしてのサラリーまで書いてある。ちなみに彼のサラリー、$132,500は安いほうだ。
しかもちゃんとNPOのCEOのサラリーについての考察みたいなのもある。
キチンと活動しないと、「このチャリティは寄付の大部分を管理費に使ってて効果的じゃない。しかもCEOがスゴいサラリー貰ってる!」とか書かれちゃう。
こういうのをちゃんとやらないと日本でもこれからはイケナイような気がするなぁ。
日本で「社会貢献をしたい!」という若者が増えているらしい。是非、ジョンの情熱というよりもビジネスの進め方を参考にして欲しいと思った次第。
自分でも何か出来ないか、考えてみよう。そう、そこのあなたも。
ビクターさんのウッドコーンスピーカー(つまりブルブル震えるところが紙とかじゃなくて木で出来てるスピーカー)ブロガーミーティングに行ってきた。
前半のブランドの話とかソフト(つまり録音側のひと)とかハードのひととかのプレゼンを聞きつつ、「あ〜なるほどねぇ。でもナゲぇなぁ。」なんて思いながら、実際の音を聴いて、うん、これは確かにたいしたもんかも知んないと思った。
眼をつぶって聴いてれば、ホントにあの小さな筐体から出てる音とは信じ難い。
でも一番びっくりしたのが、MP3で再生してくれたちあきなおみの歌。K2テクノロジーのON/OFFで全然違う。
IT系の人間からすると0と1で成り立っているディジタルオーディオってやつでなんでそんなに音が変わるのか?!ってのが常にギモンだったんだけど、ビクターが誇るK2テクノロジーというやつの解説を当日の話だけではなく、Webで調べてみるとなるほどと。あと、振動がアンプ(のコンデンサ)に与える悪影響とかもやっと判った気がする。だから、みんな真剣に「アンプの下に何を敷くか?」で悩んでたのね。
で、ここからちょっと文句を書きます。
もともと、木で出来たスピーカーを体験して欲しい、自分の耳で感じて欲しい、という意図があったのであれば、もっと色んな音をちゃんとじっくり聴く時間を作って欲しい。散々スルメだのワインだの日本酒だのパーツの作り方やら前作との違いだのをプレゼンされても、聴かせてくれるのがホンのちょっとでしかない。どんどん回されるパーツの写真をバシャバシャ撮ってるひとが多かったけど、個人的にはあまり興味は無かった。パーツみても音は聴こえてこない。
で、せっかく試聴になっても「じゃ、まずこれを聴いてください。・・・・・・はい、この辺で止めますね、え〜と、こっからがホントはイイんですけどねぇ!」なんてスグに止められちゃう。苦笑いされても笑えない、マジで。せっかくちゃんと聴いて言葉にしようとしてるのにあまりに時間が短過ぎる。
しかも、木のスピーカーがイイ!って言うわりには自社の他のスピーカーを持って来ているわけでもない。つまり比較の対象が無い。せめて自社製の他の木じゃないスピーカーを持って来て同じCDを再生して比べさせて欲しい。せっかく地下のキチンとした部屋なのに全然それが活かされてない。
それとあとでWebを調べて感じたんだけど、今回のプレゼンの内容ってのはほとんどの内容がWebでキレイにコンテンツとして用意されている。それをものスゴく配色の悪いパワポで延々見せられたんだと思うと、なおのことその無駄な時間を聴く時間に当てて欲しかったと思う。だいたいの説明はWebにあるので、素人のヘタな写真は載せません。詳しくは以下のURLからどうぞ。
http://www.jvc-victor.co.jp/audio_w/woodcone/index.html
個人的には、もうCDを買う→そのCDをトレイにのっけてPLAYボタンを押す、ということがあまり現実的な体験ではなくなっている。つまり、もうほとんどがMac→iPod、で聴くのだ。勿論、未だにCDはごちゃまんと持ってるけど。
そういう極端なひとなので、CD/DVD Player + Wood Cone Speaker vs Mac(iTunes) + 例えばBOSEのPC Speaker、もしくは vs iPod + iPod用Speaker という比較もして欲しかった。
あとで、価格.comで値段を調べると今回試聴した「EX-AR3」というモデルが約57,000円くらい。BOSEのPC用スピーカーCompanion 3 IIというのが、34,650円。これにちょっと旧いNotebook PCとかを単なるiTunesマシンとして使うという選択肢もあるはず。iPodとの組み合わせなら、もっと選択肢は広がる。そこまでちゃんと踏み込んで比較して「判りますよね?こっちのほうがいいって言わなくても」って言って欲しかった。個人的にはB&WのZeppelinという8万を超えるiPod用のスピーカーと比べたかったなぁ。
あと重箱の隅だと思うけど、こういう体験型のミーティングで、前座となるべき「会社の由来」とかをダラダラと話させるのは、ホントどうかと思う。まずは体験させろよと。
ということで、個人的にはビクターさんのMission Statement?の「Perfect Experience」にはほど遠い経験であったと書かせてもらいます。
製品自体は、イイと思うのにホントにもったいない。とても残念。
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