ちょっと前に書いたアングリーバードのイベントのこと、ASCII.jpでも記事になってた。
http://ascii.jp/elem/000/000/846/846629/
で、トニーさんとお話して印象に残ってたことが書かれていないのでメモしておく。
絵を描き始めたのは5~6歳のころで、日本の劇画が好きだったらしい。小池一夫さんとかね。
で、「アングリーバードって日本人の感覚ではあんまり可愛くないよね?」って話をしたら、
「ある国や地方で可愛いとかカッコイイという感覚って実際にそこに何年も住んで生活してみないと身に付けることが出来ない。だから、日本の可愛いとかカッコイイを外から来てスグに表現できるかと言えば難しいと思う」
ってハッキリ言い切ってて、あー、さすがにデザイナーだ、マーケティングとかの人だったらココまでハッキリ言わないだろうな、と。
あと、絵を描く時に光の当たり具合を表現するために粘土を使って作ってみてそれで確認する、という非常に基本的なことをちゃんとやっててあのマンガチックな絵でも基本は同じなんだなぁと。
粘土でナニかを作ってます。
下書きその1。
下書きからサインペンで。
ほぼ完成。アングリーバードのレッドとパズドラのキャラの合体版。
やっぱりクリエイターの生の声を聞くのは楽しいです。そういえば、アングリーバードのカートゲームはまだ出ないのかしらん。
ひょんなところから新潮社さんの人から届いたA3刷りの分厚いゲラを読んだのが今年の春先、だったかなぁ。それが遂に文庫本、しかも新潮社さんにはあり得ない持ち込み原稿の新人作家さんの胸キュン青春小説となって世にでることになりました。
悠木まどかは神かもしれない (新潮文庫)
ダインさんの書評にもあるように「小5の男子が気になる女の子と普通に話なんて出来ない!」っていう状態が自然に表現されてて、しかもその主人公の男子を取り巻く仲間も相当イタい、というかなんかこっちが恥ずかしくなるぐらいの物語なのだ。(ちなみにワタクシは女の子と話すのは大得意だったんですけどなにか)
そしてもう一度、読み返してみると主人公の一人称で語られているその文章も相当イタい。いや、もうなんかさ、赤面し過ぎるくらいにさ。あとダジャレのオンパレード。今日、読んだ「死語だらけの走れメロス」と同じ人が書いてるんじゃないかって思うくらいに。
その辺をよくよく冷静に考えてみると、これって、主人公のオダギリスとヒロインの悠木まどかの子供っぽいトコロと大人っぽいトコロのベクトルが交差する物語なのね。
恥ずかしい男子は一皮むけて大人、というか青年みたいになる。大人びて神というか女神のごとく存在していた悠木まどかは可愛らしい少女みたいな表情を見せる。よくよく考えるとその変わり映えの見事さを極々自然に表現している。最後の章を際立たせるためのダジャレ炸裂作戦だったのか!と思わざるをえなりかずき。
ということでこのカタルシスはアレですアレ。「リトル・ダンサー」、原題、Billie Elliot。(この動画、正式なトレイラーじゃないみたいだけど見つからなかったので)
どうもネタバレっぽい気もするけどしょうがない。ノージンジャー。
最後の章のスッキリした感じがこの映画のラストシーンのあのスッキリした感じにとても良く似てる。
オススメです。あと角田光代さんの解説がすごくイイです。イタイケな角田ジョシの気持ちがスゴい伝わってくる。角田光代ファンのひとも是非。
今日のイベント、フィンランドの本社でアングリーバードのイラストを書いているデザイナーさんが来日してあのキャラを一緒に描いてみよー!ってヤツだった。
正式にはお仕事用のサイトにおいおい掲載されるとは思いますが。
ということでアングリーバードとパズドラのキャラ合体っていうのも面白かったけど、appbankさんの店内にあった日本が誇るキャラビジネスの中からこいつを選んで合体させてみた。
下から見上げるとキモさが際立ちますねww
この左側のRedっていう安直な名前のアングリーバードキャラとくまモンを合体.....。
な、な、なんか眉毛がイマイチっぽい.....。しかし参加されてた人たち、みなさん、スゴい上手かった。ちょっと日本人のマンガDNAが炸裂してた感じ。
あと、うーさー、カワイカッた。アングリーバードに出てきて欲しいキャラの一つでは有ります>うーさー。
ということで誰ともなく、これからもよろしくお願いします。
今年のMyベスト本の「あの犬が好き」と「Hate that Cat」の作者さん、シャロン・クリーチさんのハートビートという本を読んでみた。
「あの犬が好き」も「Hate that Cat」もティーンの揺れ動く心の描写がすごく上手くてどうやってこんなこと書けるんだろう?っていう驚きでイッパイだったんだけど、ハートビートも「走るのが好きな男の子」と「自分も走るのが好きなんだけど競争はイヤという女の子」の揺れる心の描写がものすごく上手い、というかなんか絶妙。
ここでも同じ年頃の少年少女だけじゃなくて健忘症チックなおじいちゃんが良い味わいを出してる。なんかYoung Adultな小説で子供しか出てこないというかその他の人物が雑っていうのが、あまり好きじゃないのは自分が年寄りだからですねきっとww
つーことで、「あの犬が好き」を読んだ人は読むとイイと思います。もちろん、「Hate that Cat」を読み終わった後で。
参考記事:
http://yasuyukima.typepad.jp/blog/2013/09/love_that_dog.html
http://yasuyukima.typepad.jp/blog/2013/10/feedback_for_love_that_dog.html
http://yasuyukima.typepad.jp/blog/2013/11/hate_that_cat.html
貸してくれたけいこさん、ありがとー。
今年もそろそろ終わりが見えてまいりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。ワタシは少しづつ年齢を感じつつ、まぁなんとか生きてます。
ということで、今年もスゴ本オフでお世話になったみなさんに感謝しつつ、これまで行ったことがない場所でスゴ本オフをやってみようと思います。
以下、詳細です。
日程:2013年12月15日(日曜日) 14時開始~21時終了予定
場所:神保町 Editory(http://www.editory.jp/map/) 2階のイベントスペースです。
テーマ:「お酒」
「お酒」をテーマにいつものスゴ本オフをやりつつ、忘年会ということで美味しいお酒をのみましょう。キッチンがついている場所なので、食材を持ち込んで料理をしてもいいですし、大好きなお酒を持ってくるのもOKです。購入したものについては精算します。(ただし一人2~3千円程度でお願いします。)
ビールとソフトドリンクはこちらで購入します。
参加費:3千円(変わるかもしれませんが目安として)
スゴ本オフの形式:なんども聞かれるので簡潔に。テーマに沿った本や雑誌、絵本、写真集、CD、DVDなんでもOKです。それをみなさんに向けて紹介するという飲み会です。ビブリオバトルのように勝敗を決めたりとかはしません。またテーマに沿った本が無くても紹介される本を知りたい、オススメを探してるという人も参加OKです。
ということで先日、下見に行ったEditoryの2階の様子をダーッと紹介します。まだ工事中なので最終的にはもっと良くなると思いますが、雰囲気だけは伝わるかなーと。
この壁のトコロにレールを付けてオススメなスゴ本を並べられるとテーブルに本を並べる必要が無くなるのでいいんだけどなーとお願いをしておきましたw
元々は書店が入っていたビルを改装して使ってる感じ。
キッチンもこれから仕上げる感じですね。カウンターがあるのがイイ感じ。
ということでみなさん、12/15は予定空けておいて下さい。
来週からの出張に「やっぱり最強の取材デジカメはネオ一眼だよなー」ってことで2万円で富士フイルムさんのFinePix S8200というのを買いました。
FUJIFILM デジタルカメラ FinePix S8200B 光学40倍 ブラック F FX-S8200B
実際には2万円切ってますけどw 会場の前の方でスライドのスクリーンを撮りつつ、講演者のアップを撮るっていうのにはかなりの倍率が必要。デジイチでも良いんだけど、タマタマデジカメが無かったから買いました。
真っ黒じゃぁ味気ないのでちょっと変わった白で。
お値段はこんな感じ。
もうね、17,622円ってなんかカメラというよりもアクセサリの金額だよねwww
で、やっとタイトルのネタになるんだけど、今朝、皇居でこんな写真を撮りました。
「あれ?」
「なんかクライミングしてる?」
「おー!ナニしてんだろう?」
というぐらいに凄まじく寄れます。
まだ露出オーバーだったりするし、操作が今ひとつ分かってないけど。
ということでこれからはこれが取材のお供ってことでひとつよろしくお願いします。
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